自分で選んでみた
「秋の七草」

声咲く

秋です。
やっと過ごしやすくなりました。
今年の夏は過酷な猛暑や台風で
暑さに強い私でさえしんどかったです。
それに何よりも災害が多く
信じ難いことの連続でした…。

思いやりと祈りが必要な日本です。

ボランティアの尾畠さんには
本当に頭が下がりました。
いにしえの先人のような、美しい日本人です。

だから、今、当たり前のように秋が到来し
再び、空を流れる雲を眺めている日々が
戻ってきてくれたことに
今年は一際のありがたさを感じます。

考えてみれば、夏か冬に偏った国々が多い中で
日本には四季という最高の賜物があります。

こうしてやっと迎えた秋の
「月」や「草花」や「実り」を
大切に感じてゆきたいものです。

先日、富士山麓で奉納舞の帰り道、
ススキがすごく綺麗で。
あぁ、日本だなって思いました♡

あの、風にゆらゆら揺れるススキの
風景には安らぎを感じます。

それで今日は突然ではありますが、
私の好きな『秋の七草』を発表したいと思います!
ちょっと悩みますが…

松虫草、コスモス、エゾリンドウ、
小菊、なでしこ、露草、ススキ、としました!
(順不同)

1)松虫草

私は、松虫草が大好きなんです。
秋に一番好きな野草花かなと思います。
風に揺れるのが可愛い。
幼い時によく家族で軽井沢にいたので
その時からの印象があるのかもしれません。
この写真も北軽井沢だと思います。
和漢三才図会 には 「玉毬草 俗に松蟲草といふ」とあります。
「玉まり草」って呼び方もすごくいいですよね。

2)コスモス

コスモスは、紫も黄色もチョコレート色の子も好きです。
黄色いコスモスを作った先生を知っています。
現代の秋の代表花だけど、明治時代に広まった
らしいですね。コスモス群生に分入って
寝っ転がるのが好きです。
これは山中湖のコスモスです。

3)エゾリンドウ

エゾリンドウは、私がナキウサギに望岳台で出会った時、
岩場に咲いていて一目惚れしたリンドウ。
霧の中にひっそりと佇んでいるのです。
リンドウは秋だけど、エゾリンドウは北海道の夏前に
咲いてたのかもしれません。
私が出会ったエゾリンドウは、
背が少し低くて青がなんとも美しいみずみずしい青なんです。
あの子たちは一眼レフの中に入っているから
取り出せないのですが本当に可愛かったなぁ。

4)小菊

野に咲く小菊は、白も薄紫も大好き。
白い小菊は、あぁ、平安時代って感じのお花ですね。
びょんびょん細長い花火みたいな嵯峨菊も好きだけど
多分、あれは、野には咲いていないですよね。多分。

5)なでしこ

なでしこ=常夏は、可憐です。
ピンクのお花が
ぴょんぴょん跳ねてる感じがやんちゃで好きです。

6)露草

ちっちゃくて深い青が美しい露草の儚さは
私の人生とは程遠いイメージですよね。
なんだか、そういう雰囲気に対する憧れなのかと。

7)ススキ
そして、秋は、やっぱりススキですから、これは外せない。
ススキが満開の仙石原で月光浴。考えただけで幸せです。

おぉ。こうして自分の好きなお花を並べるのって
嬉しいです!全部集めて目の前に並んで咲いていたら
もっと嬉しいです。

秋の七草は、七草粥にする春の七草と違って
食すのではなく愛でる=鑑賞する草花です。

本来の秋の七草は、
万葉集で山上憶良が歌って
すでに、奈良時代に選出されたもの。

私のラインアップと随分違うけど
やっぱり古典の七草には高貴な香りがあります。

「萩の花 尾花葛花 撫子の花 
 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

私と憶良の共通花は
撫子とススキだけですね。
でも、憶良もこの平成の世に現れて
秋の野を見たら、きっと賛成してくれる
お花もあると思うな。
そしたら、万葉集のお歌も変わったでしょうね。

そして、もちろん、
私が万葉にタイムトリップしたら
目に鮮やかな萩たち、
藤の房をひっくり返したような赤紫の葛の花、
イエローに少し緑が愛らしい女郎花、
茎がきっりした赤紫でお花がぽわぽわ白い藤袴、
朝貌=桔梗の折り目正しい美に、
きっと心奪われていたと思います!

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