昨夜の
八重桜、花朝の観月会
声咲く
2017年4月13日 木曜日
昨日、
冷たい雨の降り仕切る中
みつるぎ節会が開かれました。
とても有意義で、
本当にいい出会いがたくさんの
美しい思い出になりました。
本来、旧二月の満月に開催される
花朝の観月会は、
古代中国伝統の行事。
それをうちでは、
一月遅らせて
開きます。
奈良八重桜を予祝しつつ
心に咲く花を思い
布花房を結ぶのです。
そして、その花枝は、
満月の光をてり受けて
祈りを成就させるのです。
美しいお祭りです。
この日、食すのはもどき料理です。
花見精進と言います。
木綿豆腐、大和芋、ごぼうを
丁寧にすり鉢で擦って
それを、鰻のように形立てて
焼きます。
皮の代わりに、お海苔を使います。
こんな風に焼きます。
蒲焼のように照り焼きするわけですが
精進料理なので、動物性のものは
全く使いません。
焼いた鰻そっくりのもどきを切り分けます。
こんな風になるのです!
また、車麩を焼いて
豚の角煮もどきも作り、
それを汁ものに作りました。
カメラマン笠井くんのフォト集を待って、
またお見せ致しますが、
素敵な花見精進ができました!
さて、節会が終わると
すっかり雨が上がって…
まん丸お月さまが照り輝いていらっしゃいました。
あぁ、天は我々を見ていてくださったんだなぁ。
感動感激の感謝。
集ってくださった11名の皆さんすべてが、
雨上がりの潤んだお月さまの光を浴びて
月光浴しながらお帰りになりました。