旧暦『夏越の大祓』
声咲く
2022年7月29日 金曜日
昨日は7/28は、旧暦の6月30日で
「旧夏越の大祓」の日でした。
東大寺はでは、
古式の方法で「茅の輪」をくぐっておられます。
帝が紫宸殿で茅の輪を潜られるという御姿を
文献で見たことのあるのですが
まさに、その様子が今に伝わっていて感動します!
#大仏殿 にて #疫病退散を祈願する #解除会 (#けじょえ)の法要が始まりました。法要後から8月7日まで、皆さまにも #茅の輪くぐり をして頂けます。 #奈良 #世界遺産 pic.twitter.com/eoN1BJ5HA2
— 華厳宗大本山 東大寺【公式】 (@todaiji) July 27, 2022
私は昨日は仕事でしたので
翌日の今日、
家族と共に「夏越の大祓」を致しました✨
私が斎主となって『大祓詞』を奏上。
そして、奏上する間に
「形代」「解縄」「八針の裂布」の作法を
皆にはしてもらいます。
①「形代(かたしろ)」
紙の人形に、半年の “気枯れ” を移します。
②「解縄(ときなわ)」
左巻きと右巻きに撚った「解縄」を
ほどくことで凝り固まった身体や考えを解き放ちます。
③「八針の裂布」
白い布を八筋に裂いて清々しく音祓いします。
『大祓詞』を受けるひとりひとりが
自分で能動的に作法することで
受け身として聞くことだけよりも
心に残る祭祀となります。
私はそのことがとても好きで
準備は様々ちょっと大変なのですが
旧夏越にはこの祭祀を斎行します。
夏越の祓をする💫 という感覚に
皆で預かることができます。
最後の作法・白き八裂布は
裂き終わると同時に
自分の後方にパーっと投げ飛ばします!
こども達は、その後、大ハシャギ💓します。
♬水無月の夏越の祓する人は
千歳のいのち延ぶというなり
白布は、青空に吸い込まれてゆきました。