私の愛刀が
声咲く
2022年8月28日 日曜日
私の愛刀が、いま、
両国刀剣博物館に展示されております。
室町時代の古刀で、
私が『月の古刀』と呼んでおりますツルギです。
鎌倉に工房を構える
こ神刀の研ぎ師 秋田勇喜先生をご紹介賜りまして
研ぎをお願いしておりましたところ、
『令和の名刀・名工展』に連なる審査に入賞なさり、
我がツルギが博物館に展示されるという
名誉に預かることになりました。
研ぎに出した時は
数ヶ月で戻ってくると思っていた
『月の古刀』ですが、
こちらでの1ヶ月の展示を9/4で終えて、
これから地方へも展示の旅に出ることに。
誉れ高きことながら、
まさか、11月まで会えないとも思っておらず…
今日一目会いたいと、両国へ行って参りました。
会場に入り、スーッと眺めて✨
すぐ、どこに飾られているのかわかりました💫
しかしながら、
こうして美しく展示して頂き、
少し離れて眺める姿の愛しいこと。
秋田先生の御力にて、
ありがたき格別な機会を与えて頂きました。
実は昨今の刀剣ブームもあり
来場者がひっきりなしで、
この写真を撮影するのもなかなか大変だったのですが。
私の刀を随分長い時間をかけて
眺めてゆかれる方々もおられて…。
何だか、とても嬉しかったです。
旅を終えて私のところに
古刀が戻ってきてくれる日にあわせて、
この輝きに等しい我が身であれるよう
修練をつんで待っていようと決意。
心身尽くして精進します。
ご無事でお戻りくださいませ。
いつも、天のご加護をありがとうございます。