海外へのビジョン
Metal Opera ~ ミレニアム桃太郎~
声咲く
2017年11月16日 木曜日
この新作公演で、
桜月流の海外進出へ挑戦したいのです。
“メタルオペラ” としたのは、
メタル・フィジカルシアターということを言いたかったからです。
私は、ずっとメタル音楽と歌で作品構築をしたいと思っていました。
強烈な思いをまっすぐに届けるという点において桜月流が目指す剱も歌も、
この音楽性に共通する精神があると感じていたからです。
「祈り」も強烈な意志です。
例えば、バッハの激しいパイプオルガンなど
私は「メタルだ!」と思うのです。
強烈な神への祈りです。
桜月流が、まだ黒澤美澪奈さんに出会う前には出来なかった挑戦が
今なら出来る… 全ての準備が整って、今日があると思っています。
私たちのこの作品表現が、
必ずや世界への中枢の扉をツルギ文化で開いてゆくことになると信じています。
ツルギの多様性/剱舞、殺陣、ソードダンス、祈りの美剱…
それを、音楽を軸にあますところなくお届けしたい。
今回は、全キャストが歌います。
「歌は訴える」
ヤマト歌を私に授けた祖母からの教えです。
歌も、剱も、台詞と同じく、桜月流の言語です。
ポップにお伝えすれば、
「歌、殺陣、ダンス、メタルにあふれたフィジカルシアター的音楽劇」
かなと思っています。
もちろん、セリフもありますし、
コンサートライブ的な要素もあるのでMCになるところもあります。
この表現形式そのものがとても新しい形式だと思います。
舞台面は、太い花道が真ん中にあるようなT字型のステージで、
かなり飛び出した形になっており、お客さまに近いエリアが3面にあります。
そこがS席になっています。かなり、かぶりつきなエリアになると思います。
また、今回は、桃太郎(黒澤美澪奈)、弁才天(神谷美保子)、闇鬼(松木史雄)
の3名以外は全キャストに新しい方々をお迎えしています。
3匹の家来、赤鬼青鬼、みんな新しい俳優さんで構成された
チームミレ桃キャストです。
それには、実は意味があって…
それは、本編をご覧になればその理由がわかるようになっています。
そして、 “鬼メタル”というバンドが生演奏で存在します。
この演出も、絶対にきっと楽しんでいただけると思います!
劇場へのご来場を
心より、お待ち申し上げております!
桜月流を引き続きまして応援してください!
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『Metal Opera ~ ミレニアム桃太郎~』
1/5(金)~8(月・祝)
東京芸術劇場シアターイースト
出演 黒澤美澪奈 榊原タツキ(アルスマグナ)松本旭平、
空花、鈴木晴絵、神谷美保子、松木史雄ほか