江古田富士と
富士神社の「神竜」

声咲く

夏越の祓の翌日
7月1日は山開き。
富士山の山開きに習い
日本中の富士塚も
山開き神事があります。

私も神道コンシェルジュの皆さんと
江古田富士に登りました。

麓には、狛犬ならぬ狛申さん。
なんともユニークなお顔立ちです。

不動妙さまの滝があり、天狗さんがいらして、
富士山から江戸時代に持ってきた
溶岩でお山が作られているのです。
天保年間に作られたというこの富士山。
国指定で、とても古く立派なのです。

小雨の中、清々しい、朝となりました!

そのあと、私は、もう一つの富士山へ。
それは、駒込の富士神社さんです。

こちらも江戸時代からの信仰があるところ。
ここの名物は、「神竜」(麦わら蛇)という
病気平癒の富士講の方々が今も尚作っておられる
伝統的なお守りです。

桜の枝に麦の藁で編んだ
蛇というか竜なのです。
真ん中の緑はヒバです。
元々は杉だったようです。

このお守りの謂れが素敵なのです。

この神社には、小さな富士塚があり、
将軍家の鷹狩りの名所であり、
富士塚の裏の畑には茄子畑が広がっていました。

富士、鷹、茄子。

何か、思い出しませんか?
そう、3大初夢ご利益セットではありませんか。

その3つが揃っている神社だと言って
この富士神社はたいそう崇敬されたのです。

さて、そんなある時、
茄子畑のお百姓さんの喜八さんが
富士山に竜という夢を見て、
この神竜を作り玩具として境内で売ったのです。
すると、すごく売れて!

と、しかし、その年、
コレラが大流行りして、多くの方が亡くなったのです。

なのに、この「神竜」を戸口にかけていた家だけ
コレラ流行り病にかからなかった…。

それで、この霊験が信仰となり
病気平癒として、お祓いとして
今でも、富士講を組む30名の方々が
昔ながらの製法でこれをお作るなさっているのです。

御社殿でお分けいただける「神竜」。

30日の夏越の日に、
皆さんと共に学んだ「大祓詞」の
4名の水と風の女神さまたちの大スペクタクル
な祓の物語も素晴らしかったし、
水無月も食べたし。

そして、富士山にも登り、
「神竜」も手にして…。

幸せに、7月を迎えました!

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