花の冠

声咲く

桜月流では、
殺陣を学ぶ時、
斬り役と斬られ役のことを
一般的な名称である
「芯と絡み」とは記しません。

芯(しん)
絡み(からみ)

芯のことは、月心(しん)。
絡みのことは、花冠(からみ)。
そう記します。

そして、どちらもが
相手を良く見せるように
相手が動きやすいように
を考えながら、
その動きを誘発するように
動きが貼り付き合うように
動きが調和的であっても
戦いであるということに心をくだき
予定調和ではないダイナミックハーモニーを
最大限に生み出し合えるよう
力を尽くしあいます。

この写真は、マリアナ諸島で
島のおばちゃまに頂戴した
花の冠。

この島を出る朝、
私のために
プルメリアで作ってくれた。

忘れられない花冠。
あの香り、南国に、薬効と幸福を呼び覚ます。

からみは、この花の冠のように
相手を包み込むように
相手と一体となって
剱舞わねばいけません。

それをいつも思い起こさせてくれる写真。

教えは、すべて日常の中にある。
それをキャッチできるかどうか。

そう思います。

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