“ヤマト歌の美剱”
声咲く
2022年4月17日 日曜日
舞台公演や技芸奉納の際に剱を振りながら
大和言葉の旋律を歌う✨という
“ヤマト歌の美剱” をご披露した時に、
よく『どうやったら剱舞しながら歌えるのか』とご質問を受けます。
大和言葉の旋律を歌う✨という
“ヤマト歌の美剱” をご披露した時に、
よく『どうやったら剱舞しながら歌えるのか』とご質問を受けます。
剱を振るう時に自然と起こる呼吸…
吸う吐く、抑揚、強弱など…
それらの呼吸そのままを旋律に乗せて
歌っています。
とお答えさせて頂くのですが、
それは私の歌が「剱振りの呼吸」に
基づいて創作されているからかも知れません。
そうすること(剱と歌の呼吸を合わせること)によって
“身体の響き” のイメージがより
自然界と調和する方向を目指すことになりました。
“身体の響き” のイメージがより
自然界と調和する方向を目指すことになりました。
身体と声をバラバラなものとして扱うことから離れ、
生まれたての赤ちゃんのように統合してゆけば
自然とパワーが溢れます。
さらに「 さくらが咲くと言えば、そうなる💫 」と
祖母から伝えられた『ことだま』の教えを知れば意志や思い、
ビジョンもその発露となって統合されます。
生まれたての赤ちゃんのように統合してゆけば
自然とパワーが溢れます。
さらに「 さくらが咲くと言えば、そうなる💫 」と
祖母から伝えられた『ことだま』の教えを知れば意志や思い、
ビジョンもその発露となって統合されます。
春から「剱を振るう身体と声について」の講義を頼まれて
剱舞のご披露とお話をさせて頂くという機会があるのですが、
話そうとすることで学ばされることも多くございます。
剱舞のご披露とお話をさせて頂くという機会があるのですが、
話そうとすることで学ばされることも多くございます。
大切なのはさまざまな愛情や喜び、
自然界への感謝…といった、
いのちの輝きが深く細かく
「良い気分」で振動しているか否か。
剱も声も、その振動が時空に共鳴して
「全体の一部としての響き」となるのですから
目指すべき理想はそこにあると思います。
空海の著した『声字実相義』があります。
ちょうど一年前の4月桜が咲く中で🌸
初めて読んだ時に、
私の理想は全て既に千年以上前に
書きしるされていたことを知りました。
書きしるされていたことを知りました。
空海の境地をはるか遠くの光の先に見上げて
歩んでゆきたいと思います。
五大にみな響きあり
十界に言語を具す
六塵ことごとく文字なり
法身はこれ実相なり
〜声字実相義より〜