O-Getsu KAGURA - O-Getsu Ryu | 桜月流美劔道

O-Getsu KAGURA

ワザヲグ|ARTS

桜月流/O-Getsu Ryu
O-Getsu KAGURA

Performing arts for PRAYING @ AKIHABARA 100 SQUARE

公演概要

桜月流美剱道を率いる宗家・神谷美保子が『ヤマト歌』と『美剱』によって芸能の原点『神楽』に挑む。音楽監督ならびにキーボード&ギターに長谷川智樹、そしてドラムには弱冠17歳の俊英・堀越一希を迎え、『祭祀と芸能』が融合された空間を創出する。他に白拍子的な「還俗」の美しさを見せて舞う若き4名の女性剱士にも注目。
これは古えの祭祀儀礼を彷彿とさせながらも、現代に生きる人々の琴線に深く触れる「未来の神楽」である。

場所:秋葉原100スクエア
日時:2019.11.16(土)14:00 / 18:00
チケット代:4500円(全席自由)
限定Tシャツ+チケット 7500円
購入は桜月流Peatixへ ohgetsu.peatix.com
最新情報はInstagramへ instagram.com/ogetsuryu

出演

神谷美保子、松木史雄、神谷昌志、戸田朱美
高橋みち、外薗舞、実方愛、濵松里緒菜

演奏

Key. 長谷川智樹
Dr. 堀越一希


 

神職の中に「禰宜 ( ねぎ )」という職位がある。語源は古語の「ねぐ」にあり、意味としては「なごませる」、つまり「神を和ませる人」を指す。この禰宜や巫女が演じる場合の多い「神楽」は文字通り「神を楽しませる」芸能であり、「神を和ませるもの」であると思うのだが、それでは果たして何の定義をもってその芸能が「『神楽』である」か、そして、その神楽が『神が楽しませた』と知り得るのか。

根拠のない想像だが、その答えはきっとその芸能を目にした参会者ひとりひとりの感動の起伏をもってその成否=「神楽であるか否か」が量られるのではないかと思う。神なる存在は人の目を通して神楽を観覧し、人の心を通して神楽の情感を知り、そして観客と共に「神楽」を楽しむ。

私たち桜月流美剱道は今まで長きに亘って「神/自然界」と「芸能」の結び付きについて思いを巡らせて来ました。大自然、宇宙、もしくは道端の一輪の花…神の手から成るモノへの敬意・感謝から自ずと湧き上がったような歌や剱舞を通して自らもその一部であるという喜びと情熱を「美剱」という技芸に昇華させ、観てくださる皆さまと分かち合おうと努めて参りました。今回はじめて挑むことになる『KAGURA=神楽』は私たちがずっと演じたかった未知の芸能です。今まで「お客様の前で演じる」ことと「神前に奉納する」ことにある一線を引いて活動して来たことを見つめなおして、それらをひとつに結び合わせ、お客様を含めて我ら全員にとっての『神楽』を創出することが出来ないものかと思うに至りました。なので初めての可能性と不安に満ちた作品ではありますが同時に創流当時の原点回帰と言える作品になります。「こう踏み出すはずだった懐かしい最初の一歩」に思いを馳せて新たな足跡を刻むような作業を重ねて開幕の時を心待ちにしています。

作・演出 松木史雄


スタッフ

作・演出:松木史雄
音楽:長谷川智樹
舞台監督:大澤靖生
音響:齋藤正樹(ステージオフィス)
コミュニケーション・デザイン(宣伝美術):iiYOU
写真:佐藤拓央(日日スタジオ)
衣装協力:松竹衣裳株式会社
PR:米田孝優
広報:牛尾好宏
アドバイザー:佐治晴夫
総合統括:神谷美保子
協力:イワノフ、平井徹、吉田理恵、丸山亜希子、折笠かりん、塩原亜門、ほか

主催:桜月流美剱道

O-Getsu KAGURA - O-Getsu Ryu | 桜月流美劔道
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