殺陣の復興
Fusion Direction
ワザヲグ|ARTS
殺陣の復興のため、また、若手俳優を育てる
プロジェクトとしてはじまった
桜月流美剱道/O-Getsu Ryu の
《Fusion Direction〜フュージョンディレクション〜》。
戸田朱美や尾川止則、岩崎高広、須藤智彦たちを主役に
下記作品を松木史雄の作・演出・殺陣振付で製作。
2001年、2005年『酒呑童子』
江戸東京博物館、シアターV赤坂
2002年、2006年『MUSASHI〜若き日の武蔵〜』
練馬文化センター、東京芸術劇場
このフュージョンデレクションの活動は、
その後、桜月流/O-Getsu「兆」へと発展する。
「兆(きざし)」プロジェクトの初回の試みは、
石綱寛、戸田朱美の先導の元、
滝沢馬琴の名作『八犬伝』を松木史雄が脚本化。
是近敦之、祁答院雄貴、広瀬斗史輝 等を
主役キャストとして公演し、大きな成功を収める。
2012年『八犬伝〜人は何故に生きるのか〜』
あうるスポット
これは、桜月流が理想とする殺陣を次世代に継承することを目的とした
若手を中心とした公演。芝居の中で、俳優たちが桜月メソッドを使って
最大限に殺陣を表現できるよう構成された。
桜月流が掲げる「殺陣の復興」とは、
黒澤明監督作品をはじめとする戦前から戦後にかけての
高い技術で継承されていた殺陣文化の復興を目指すもの。
その振付、その技術、その哲学….。
俳優たちが世界水準に到達する殺陣のスキルを獲得できるよう
舞台活動を通して育成することを目的としている。