塚本こなみ先生から
桜月流美剱道に

桜月流について

宗家・神谷美保子様の舞台を初めて拝見させていただきましたのは、もう二十年前にもなります。うら若き小柄の宗家のその舞台を拝見して「ここに私たちが忘れてはならない日本の心がある」と暖かな気持ちになるとともに、宗家のこれから背負おうとしている剱の舞の重さを感じ、これから彼女自身の両刃の刃となり多くの苦しみと悩み、そしてより多くの幸せ、喜びを与えようとしているかのように感じました。
20年前あしかがフラワーパークの開園１周年を記念し桜月流の皆様に大藤の前で剱の舞を奉納していただきました。その後、毎年藤の開花に合わせて舞いの奉納をいただいています。桜とともに日本を代表する藤たちもその舞いをとても喜んでいるかのようです。桜月流の皆様の清く、強い心にいつも感動しておりますが諸情勢は厳しいものがあります。皆様の暖かなご後援を頂き、日本さらに世界の平和を祈る役割を果たす桜月流に成長されますことを祈念いたしております。

塚本こなみ（樹木医）

1949年静岡県磐田市生まれ。
22歳で造園家と結婚。一級造園施工管理技士を取得後、92年に女性初の樹木医となる。
翌年には自身が代表を務める造園会社を設立。
96年、栃木県の「あしかがフラワーパーク」の大藤移植を成功させ、99年に園長に就任。
2013年からは「はままつフラワーパーク」を運営する公益財団法人浜松市花みどり振興財団理事長を務めている。

はままつフラワーパーク　http://www.e-flowerpark.com
あしかがフラワーパーク　http://www.ashikaga.co.jp

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※ 桜月流は塚本こなみ先生がお育てになっている世界的な樹木たちの元を訪ね、1998年〜2008年　あしかがフラワーパークの大藤に、そして、2013年〜現在に至るまで はままつフラワーパークの1,300本の桜たちに、剱舞奉納を捧げさせて頂いている。
桜月流がはじめて奉納舞したのは、あしかがフラワーパークの「大藤」である。