宗家/神谷美保子
桜月流について
桜月流美剱道 宗家 神谷美保子
「風のように舞いたい。
自然界の美しさに目を凝らし、耳を澄ます…
美剱は、日本の古代と未来を結ぶ祈りです。」
I look closely, listen carefully at the Beauty of Mother Nature…
The song and the delicate sword movement of O-Getsu Ryu called “ MI-TSURUGI “are prayer for an ancient and future of the Earth.
3才より、祖母から京都・北野にて芸能神事としての歌舞を受継ぐ。歌舞に、ツルギの精神性と技を融合させ、“剱舞”という新しい技芸を興す。
1995年7月7日、桜月流美剱道(おうげつりゅうみつるぎどう)を創流。松木史雄、石綱寛、神谷昌志等と共に、舞台、継承、奉納活動を開始する。
そのカリスマ性と「剱」「和文化」の普及に懸ける情熱はユネスコ本部文化局からも高い評価を受け、宇宙物理学、考古学、宗教学、植物学といった各学術界の著名人からも「和文化の伝道師」と評され、篤い賛同を受けている。
本部「美剱道場 / MITSURUGI-DOJO」を開き、国内外にてソードダンスカンパニー《桜月流/O-Getsu Ryu》の舞台活動を率いながら、2014年に國學院大学を出て、神職資格(正階)を取得。旧暦・古えの習わしを紐解く「斎風(いわひぶり)」の剱舞、日本節会の復興を目指す「みつるぎ節会」の開催にも力を注いでいる。
教授は、門下の他、外部指導を含めると2000名を超える。
自らがコンポーズするヤマト歌は、普遍的でありながら独自の哲学と感性によって創造されている。その歌声は剱舞の独特の呼吸によってもたらされる音声であり、桜月流作品の美しい特徴のひとつともなっている。
日本大学芸術学部音楽学科卒
國學院大学神道文化学科卒
*“ヤマト歌”とは、ヤマト言葉を用い、剱舞の呼吸で歌う歌のこと